『氷菓』米澤穂信著

昨日買えなかった、『氷菓』を無事査収。角川が再版したこのタイミングを逃すと店頭から消えて、面倒臭いことになるので、気になる人は確保しておくことをオススメします…って自分ごときが言わんでも、読むべき人はもうとっくに読んでいますよね…。

通勤中に、ちょびっとだけ『さよなら妖精』を鑑賞。ユーゴスラヴィアですか。タイトルからして、冒頭のフリから言って、悲劇的な結末しか予想できないのですが。この人の特徴である?抑えた筆致、嫌味にならない程度の軽妙なミステリが遺憾なく発揮されていて、ミステリー仕立ての青春小説なのか、青春小説風味のミステリなのか、はたまたラノベチックでもあり、まさに「軽妙」さが身上な作家さんである、といまのところは結論付けているのですが…。