保田 隆明『投資銀行青春白書』 ダイヤモンド社

先日、偶々書店で見掛けて立ち読みして、気になっていた。
今日、読む本も尽きたので、電車待ちの間に物色していたら、再び目に入った次第。
内容柄、株関連のコーナーに置いてあったのは、笑うところか。

ダイヤモンド社も丸くなったなぁ、と。
表紙からして、ラノベの文法に則って、ミヤビのイラスト(しかも、ヤスダスズヒト)!
正直、これで手にしたことは否定できず・・・。

内容自体は、軽いながら、ちゃんとストーリー仕立てなので、門外漢な自分でもミヤビにぐいぐい感情移入出来て、つかの間の投資銀行体験幻想をするには実に最適。まぁ1,500円もするのが玉にキズというかダイヤモンドだし仕方ないのですが、十分楽しめたので、自分的には納得です。
にしても、わざわざ雅をミヤビとしているのは、ライトな読者層(学生とか新社会人あたり)を狙っているとしか。まんまとその罠に落ちているわけなので世話はないわけですが!

最近読んだ『バスジャック』とはベクトルは全然違うけど、あえて比較するのなら、月とスッポン。
まぁ月は誉めすぎかもしれないけれど・・・。
ちょっとは仕事頑張ろうと思いまちた。最近の自分の業務の取り組み方に対してちと反省。向上心をなくしたら、やっぱダメだよね。