C76夏コミ新刊随想録②

月が替わって9月だと言うのに、いまだ会場で回収した夏コミ新刊すら全て目を通せていない今日この頃、如何お過ごしでしょうか。昨日、簡易的に虎の袋に放り込んであった一束を読みましたところ、これは、という本がありましたのでご紹介したいと思います。と言うか、①で終わるのもカッコ悪いですし。




経験値ランド/経験値『第5次コハクリコvsせいばりん』、『コミケセンターEXP』





初同人誌(コピー誌ではないという意味で)。奥付には確かに平成11年の文字が!





同総集編本



ふと捲ったら、裏の奥付のところに天野先輩を描いて貰っていた。時に2001年8月12日。



もうね、私は経験値さんの描かれる同人誌が好きで好きで。峠の巫女刈り時代からのファンです。波長が合うと言いますか、ツボにくると言いますか、すごいしっくりくるんですよね。と言うわけで買い続けて幾星霜、遂に10周年記念本『コミケセンターEXP』が刊行されました、めでたい!


後ろ二つの久遠本は自慢です(w。と言うかオフセ本はフルコンプリートですね。さすがにゲスト原稿まではフォロー仕切れていませんが、商業系アンソロなんかはだいたい押さえているかな、というぐらいには入れ込んで読まさせていただいております。


で、『コミケセンターEXP』ですが。


お茶マヨ大復活とか、まるで夢を見ているようだ、状態で狂喜乱舞。久しぶりに経験値さんの描かれる天野先輩とマヨちんを見たなぁと非常に懐かしくなりました。


思うに、夏冬のコミケだけ参加という活動スタイルが(長く続ける上でも、自分なりに買い続られたという意味でも)非常に良かったと思うんですよね。活動が非常に活発なサークルさんというのは、あらゆるオンリーに出巻くって新刊orコピー誌を乱発→燃え尽きで活動終了、とか、就職を機会に引退とか、商業に移行して、とか、大手さんになってしまい買えなくなった、とか、ジャンル移ってしまって行方不明、とか、内容やら絵柄の変化(に読み手の自分がついていけなくなった)とか、もうありとあらゆる、数限りない障害を乗り越えての10年です。ホント稀有なことだと思います。これに匹敵する期間買い続けていてコンスタントに新刊が出ているサークルさんとなると、自分にとっては、す茶らか本舗さんぐらいしか思いつかないのですよね。あとは「あかやまや」さんだけど、活動停止されて久しいしなぁ・・・とか。人によっては、bolze.だったり貧血エレベーターだったり、volunteersだったり、はたまた・・・だったりするのでしょうが、そういうサークルさんに巡り合えたことは幸せであり、幸運なことだったと思います。反面、それだけの期間、コミケに呪縛されているというわけですが(w、それに見合うものを貰っていますし、後悔はしていません。ホントデスヨ。


そんなわけで、これからも当サイトは、経験値ランドさんの同人活動を応援し続けます。