例大祭8同人誌紹介04



超大ボリュームな2冊。読む方にも体力が要求されるほどです。


失礼ながら最近、雨山電信社さんを再発見と言いますか、再評価と言いますか、自分の中で評価が高まっています。で、全4部構成のレインメーカー第3話ですが。いきなりファイブスターかよ、とか、超人ロック臭え、とか気が付いていないだけで、いろいろネタを仕込んでいそうですね。

そういう上っ面だけでなく、読み込み甲斐がある本だな、と思います。
鋭利な作画に初めはちょっと抵抗があったりしたのですが、慣れてくるとそうでもないというか、これはこれで味わいのある画だなと、少なくとも生産量に耐える絵だな、量を描ける絵だな、という風に思うようになりました。


オリジナル設定、というものをどう捉えるか、もちろん肯定も否定もありましょうが、少なくとも必然性があるので、問題ない、と考えます。


読書会でこういう本を肴にあれやこれや、話したいものですが難しいでしょうなぁ。


雨山電信社(レインメーカーシリーズ紹介ページ)
http://www.melonbooks.com/static/special/ameyama_tg/index.html



右側は、武者プルーンさんの総集編『ウェザリング』。
堂々の頒布価格1,500円です。まだ半分くらいしか読めてないんですが、今回の例大祭8のカタログくらいの厚さ、と言ったら少しは伝わるでしょうか。気になって、2〜3冊ほどは持っているのですが、全部は追っかけていないので、これ幸いと査収した次第。


ペン入れしたものよりも、鉛筆描きの方がこのサークルさんらしさを感じます。どことなく、似通っているような気がしてきました。