教えろ下さい

自分を知っている人間はそう多くはない。


以下は、iPhoneとマーケティングに関する議論を下敷きにしております。


溢れかえる同人誌を整理し、並べ替えるという果てしない作業をしていると、未読同人誌の山を前にして、ふとどうして、自分はこの同人誌−ほんを買ったのか、という想いに囚われることがあります。


いつも買っているサークルさんだから?
好きなジャンルだから?
イラストが好みだったから?
才能の片鱗を感じたから?


様々な理由を思いつきます。


即売会の熱気から一歩引いて、冷却期間を置いて、改めてそれらの山を眺めてみると、描いた作家さんには申し訳ないけど「ハズレ」だったりするのも、もちろんあるし、逆に何を思って買ったか分からないけど、よく買っていたな、という本もある。「それ」は買った前と後で、いささかも変わってないのだから、評価が変わったとすれば、評価する者の基準が変わった、ということなんだろう。


読み手は、何を読みたいのか、明確には分かってはいない。
ぼんやりと、こういうほんがあったら、という程度でしかない。
ただ、出来上がった同人誌の表紙をみたり、パラ見すると、読みたかったものか否かの判断をすることが出来る。買いなのか、そうでないのか。しかも、挙句、ケチをつける(w。シュレディンガーの同人誌の法則。


二次創作においては、それほど好きでなかったキャラクターなんかが、ある一冊の同人誌によって、それまで自分が持っていたイメージを覆され、耽溺してしまう、ということがママある。


自分にしっくりくる「imagination」、それすらも他者と共有することで、自分のものとする。人の想像で、自分を知る。読みたいものを探しに行く。それがコミケだ。