転売について

よそ行きの妄想
http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20110228/1298847849

転売屋余剰とは何のコストか
転売屋があらわれる前の市場は、一見消費者余剰こそ大きいもののそもそも供給量が不足しており、誰が商品を手にすることが出来るかは純粋な早い者勝ちという、動物的な秩序が支配する市場である。

転売屋が介在した後の市場は、消費者余剰は小さくなるが、その商品に高い価格を出しても構わないと思っている人から順に便益を得ることが出来るという、極めて資本主義的な市場である。

別にどちらがいいとは言わないが、ここでの転売屋は市場に資本主義的な秩序を持たせるためのコストと言えるだろう。動物的な市場で便益を得ていた消費者からすれば実に余計なコストだということになろうが、まあ立場によるのだろうなと思う次第。


上記を同人誌に当て嵌めてみると、けっこうしっくりくることに気付く。