同人誌の適正発行部数とは

サークルさんが好きに決めればいいやん>終了。で終わるのもたいがいなので、多少捕捉しますと、「いっぱい刷ったので、他のサークルさんを廻ってから午後にでもゆっくり着て頂ければ(フラグ」という悲劇がなぜ発生するか、という永遠の命題です。


欲しい人の数>部数


欲しい人の数<部数


前者の典型例が「午後にでもry」とすれば、後者の典型例は「300部刷ったけど5冊しか売れなかった」です。言うなれば、自己の力量と外部の評価を客観視しろよ、というハナシですが、ある意味で前者は過小評価、後者は過大評価からもたらされた結果だ、というところがなんとも皮肉ですね。



完全雇用が、夢物語であるように、「欲しい人の数=部数」が実現されることは、ほぼないと言って差し支えないと思います。さもなければ、サークルさんは、永遠に再版し続けなければいけなくなってしまいますし。


個人的には、コミケレベルだと、始発で並んで真っ先に行けば手に入れられる(30分以内)くらい持ち込んで頂ければ、まぁ御の字かなぁという感覚です。