雇用統計通過

雇用統計通過しました。アメリカの雇用強いですね。インフレ懸念再燃で、金利上昇→ドル高で、円は再びの130円台お帰りです。GAFAMの決算も出揃いましたが、アップルは許されたのに(終わってみれば+2.44%)、ひとりAmazonだけ処刑されました。▲8.43%。アメリカの景気後退は確実視されていますが、どうなるのかさっぱり分かりません。ハワード・マークスさんなんかは、サイクル投資とか金利を重視せよという立場ですが、それは頻繁に売り買いするからであって素人はインデックスの買い持ちが最適解(それしか出来ない)。少数の銘柄に全ツッパすれば、爆益も狙えるのかもしれませんが、去年のハイグロなんて、終わってみれば半額当たり前でしたからね。

1銘柄でポートフォリオの10%以上なんて自分にはリスク高すぎだろと思わざるをえません。やっぱり、キャップは5%くらいまでかなぁ。インデックスファンドの良いところは、自動でリバランスしてくれるところでしょうね。時価総額加重平均だから、強い企業はより多く、弱い企業の占める割合は減っていく。個別を均等に持っていたら、出来ない芸当です。限りなく分散を進めていけば、VTにたどり着くんでしょうけど、出発点は未来は不確実である、予想をしてはいけない、だと思うので、先進国株式がーとか、VTIがーとか、セクターETFが、というのは邪道なんでしょうな。

今は余剰資金もないので、主としてインデックスファンドの積み立てです。決算発表に怯えることもなく、一時的に下がったとしても、戻りを待てるのが良いところです。つまりは、長期的な右肩上がりの市場環境を前提としているわけですが、紆余曲折ありながらも、長い目でみれば、少なくとも5年くらいじっと持っておけば報われることを信じて、たぶん、may be...。

雑音をいかにして、シャットアウトするのが、大事かなと思います。お船とか、商社株がーとか、誘惑に駆られますが、それはそれで一つの方法論なので、完全に否定するわけではありませんが、絶好調のときではなく、人が売っているときに買わなくては意味がないわけで。余計なことをできるだけしない、したとしても傷は浅く、敗者のゲームをいかにして戦うか。

イナゴするにしても、イナゴ先の選別は自分でしなくてはいけないわけで、選球眼を磨くことが大切。あとはバッターボックスに立って、バットを振るか否か。バスに乗り遅れるな、と焦る気持ちを抑えつつ、絶好球がくるまで云々。いや、タイミング投資をしたいわけじゃない。良いビジネスモデルを持っている企業を保有して、そのおこぼれに預かりたいだけなんだ。つまりは広い意味でのイナゴです。人様に働いてもらって、その上前をはねる。The goose and the golden egg!他力本願ですが、それが確実性の高い手段と信じて、試行錯誤を繰り返していきます。