結局南極、円安は国策なんよな

だから、一刻も早く円安ヘッジをしましょうというのが結論。

 

怒涛の外交日程と中銀weekにビックテックの決算発表が乱舞した、10月最終週も最終盤となりました。何か少しお金が増えたような気がしたのですが、日経平均の+16.6%を見て目が潰れ横転しました。年間ではなく、月間の数字です。繰り返しますが、日経平均を買って寝ているだけで+16.6%です。まあ日経平均といっても実質的にアドバンテストソフトバンク無双の結果なんですが、ゲフンゲフン。

 

一方、本日発表の東京都区部消費者物価指数(東京CPI・10月速報値・前年比)は、+2.8%でした。言い換えると、何もしなかった人は▲2.8%の罰金刑をくらったのと同義です。春闘でエリサラやら公務員の給料が5%かそこら増えたからと言って、物価見合いで見れば、単月で2%ちょっと、累積で実施賃金マイナス状態なのに、ストライキの一つも起きない不思議。

 

閑話休題、10月の金融政策決定会合ですが、大方の予想通り日銀は金利を据え置きました。直前のベッセント財務長官の発言などがありましたが、サプライズはありませんでした。その後に行われた植田日銀総裁の会見を経て、年内利上げの可能性も大きく後退し、その分、為替は円安に振れました。(10/31現在ドル円は154円付近)

 

要は利上げを受け入れるか、円安を受け入れるかの二択のうち、円安を選んだということなんだと思います。利上げで困る人の代表格は莫大な債務を抱える政府日銀であり、円安で困る人は一般ピープルであり、その中でもより悲惨なのは給料が上がることがない年金生活者です。日銀は時間稼ぎをしているうちに、利上げをせずに、物価高が沈静化をするようにひたすらお祈りしていましたが、いよいよ追い込まれてきた感があります。今のところは、長期金利(日本国債10年)が1.66%付近で落ち着いてきていますが、ガソリン暫定税率の廃止や補正予算の内容が明らかになるにつれ(結局、国債の増発頼みでしょう)、1.7%を超えてくるのかもしれません。いつまで持ちこたえられるのか興味深いところです。というわけで、11~12月は久々の国会会期中なので内政にフォーカスされる月になるかもしれません。

 

その他小ネタ。

 

日銀会合にぶつけて、わざわざブルームバーグTVインタビューで他人事のように自己保身満載のポジショントークに余念のない黒田前日銀総裁。恥知らずだわ。

黒田前日銀総裁、1ドル=120-130円前後に向けた円高進行見込む - Bloomberg

 

「機が熟した」

これは恥ずかしい。日銀会合前に一瞬円高に振れたやつ。結局口だけ番長でしたね。

7-2で否決されで利上げは見送り。もしかして、、、?という他の審議委員の造反はありませんでした。利上げではなく、円安の機が熟したことにならないことを祈ります。

物価目標はおおむね達成、追加利上げへ「機熟した」=高田日銀委員 | ロイター