「ジブラルタルの風」-加古隆・ピアノソロ・ベスト 

加古隆と言えば、映像の世紀の人、というのは、あまりにも「パリは燃えているか」の印象が強烈過ぎたので。良くも悪くも、代名詞的作品ではあるが、本人的には内心忸怩たるものがあるのではないだろうか。かくいう自分も「加古隆」というクレジットを認知したのは本作がきっかけであるのだから、「映像の世紀」なくして、「加古隆」に触れることができたかどうかは甚だ疑問である。つーわけで、それ以外の選曲を中心にした1枚です。