わたしは、いわゆる文藝を知りません。ごくごく最近の芥川賞も直木賞受賞作品も読んではおりません。しかし、それらに対しては、きちんとした選評やら推薦のコトバが恭しく並べ立てられ、少なくとも職業的小説家ないしは近縁にて糧を得ている人々によって、評価がなされ、コメント、寸評がつき、それらは作品そのものとともに広く世間に流布しております。また、同じく職業的評論家の手により、よく練られた評論なども数多く著されておりますし、中には特定作品のみに対象を絞るのではなく、もっと文学全般に敷衍し「文章読本」というお題で、川端康成であるとか三島由起夫のような日本を代表するような作家、ごく最近の著名な作家ということであれば、大江健三郎などがそれぞれの文章作法ということで、自説を展開しています*1。これらに対して、ISBNがない本(同人誌etc)に対してはどうでしょうか。言わずもがなのことと思います
*1:そうだっけ?正確にはググってないんで知らん