とらのあなががつまらない

昨日今日のハナシではありませんが、表紙を見ることが出来る実店舗以上の価値を見出せずにいます。
あのフロアを散策して思うことは、一個人が把握出来る量を超えている、という確かな事実。


とらのあなが、早く潰れればいいのに。
同人誌委託書店なんか潰れればいいのに。


商売としていちばん、美味しいのは、優れた作品を発表することではない。
誰かに、売れる商材を作らせて、その上前を撥ねることだ。


pixivしかり、ヤフオクしかり。
自らは価値を生み出すことはせず、場を提供することに徹する。


人さえ集まれば、あとはお決まりの「ネットワーク外部性」という奴が新参を排除してくれる。
かくて、胴元は絶対に損をしないボロ儲けの構図が出来上がる。


利用者は、お金と引き換えに時間を節約できる。
サークルは、煩わしい決済業務からある程度解放される。
成功者は、利益を手にすることが出来る。


では、売れないサークルは何を得る。


大量に陳列される同人誌の山を見ると、いたたまれなくなってくるのです。