「私は人間の基礎づくりをしようとしているのです。人生の“結果”にはかかわりません」

時限発火式ナマポ爆弾というタグに爆笑したので。たまには政治ネタ。


日本の官僚制度って、未必の故意というか、オレ悪くないを理論武装して自爆みたいなことが多すぎますよね。聞けば生活保護費は平成23年度予算でざっくり3兆4,000億円くらいらしいですが、【2012年度予算案】一般会計…税収その他で46兆円、新規国債44兆円とのことなので、究極のバラマキですよね。所得の再分配機能と言っても、中間層にはなんら恩恵はないしなー。


一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移(財務省
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/003.htm



なんか生活保護を巡る議論で不毛だなーと思うのは、乱暴な言い方をすると、死に金が多すぎるように感じるんですよね。



「私は人間の基礎づくりをしようとしているのです。人生の“結果”にはかかわりません」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1063914.html


10億寄付した婆さんの正論ですが、似たようなものを感じると言いますか、一時的に生活保護受けて、立ち直って、社会の一員に復帰してくれるなら、そのお金は無駄ではなかったと思うのですが、いまの生活保護行政は、“結果”の尻拭いでしかないように思えてなりません。



生活保護受給者数は約200万人くらいですが、どういう経緯でそういう状況になったのかは各人事情は色々あったでしょうが、むかしで言えば、 穀潰し、今風に言えばウンコ製造機です。


ナマポはゴールじゃない!


上記の発言をオブラートに包まないで要約すると「人生詰んだ人に投資するより、未来ある子供に投資すべし」ってわたしは理解したんですが、ホントその通りだと思います。



是非はともかく、生活保護止めれば明日から、一年間で3兆ウン千億が浮くってことは、事実です。累計額は考えたくもないですね。