ロバート・J・ソウヤー『ヒューマン -人類-』

ソウヤーは嫌いじゃない作家、という日本語訳されたものは大部分読んでいるわけですが、正直このシリーズは・・・。決して悪い作品ではないとは思うんですけど、これをシリーズで出すなら、とっとと『占星師アフサンの遠眼鏡』の「キングタリオ」シリーズを出して欲しい、と思ってしまうのです。
それはさておき、ソウヤーにしては珍しく本シリーズは性描写なんかもあったりするわけですが、
レイプ犯への復讐には・・・と苦笑を禁じ得ませんでした。何やらラスト付近に、お約束の「なんだってー」への伏線だけ敷いてお仕舞い。さて、次巻はどうなることやら・・・。

橋本紡『半分の月がのぼる空』5巻

「おまえの手は・・・」。4巻読んでないかもしれないということに気がついた次第というか、既に本がどこにあるかも分からないので、ダブっても買った方が早い気がする。

追記 

出て来ないと思ったら、意外にもあっさり見つかるし。夏目先生の栄光と挫折、しっかり読んでおりました。・・・早まって買わんでよかった。