そうだ 京都、行こう。

出張最終日。神戸は、三ノ宮でお仕事。午前で恙無く終わり、昼食を頂く。事後、フリーになり新快速というのがちょうどあると聞いたので、一路京都へ。気分は「そうだ 京都、行こう。」。それはそうと、三ノ宮でおばちゃん?にそごうの新館はどっちですか、と聞かれた。いや、わたしに聞かれても。どう見ても、地元民じゃないでしょ。

それはそうと、京都です。三ノ宮から京都まで新快速で、約50分で、1,000円くらい。だいたい、13時着くらい?あっという間です。とりあえず、帰りの新幹線の切符を手配してから、京都駅ビルの地下で、いらん荷物やらを宅急便で送ったり、コインロッカーに放り込んだりして、手ぶら状態に。
で、早速どこへ行こうかと思案するも、足があるわけでもなし、事前に下調べをしていたわけでもない。時間も限られているので、駅前でふらりと見つけた適当な定期観光バス(京都定期観光バス京都市交通局運営)で物色。午後発便で、新幹線の時間までに京都駅に帰って来れそうなのが、この「青蓮院」と「醍醐寺 三宝院」を回るRSコースくらい、だったんでこれに。

期待していなかったわりには、非常に良かったですね。拝観料その他も込みですから、寺でいちいちカネ払わなくても良いし、勝手に連れていってくれますし。ノープランな自分にはぴったりでした。当然のことながら、一人で、しかもスーツ姿で京都観光という、バスの中でも浮きまくりなような気がしないでもないですが、気のせいということにしておきたいと思います。偶然隣の席に座ったオバチャンも、なぜか一人で、いろいろと話掛けてくるのです。適当に相手しつつ、やり過ごすことにしましたが、まぁ袖擦りあうのも多少の縁と言いますし。そんなに気にはなりませんでした。

移動中は、目的に着くまで延々とバスガイドが立て板に水のごとく朗々と、京都の薀蓄やらバスの車窓から見える名勝旧跡の説明をしてくれるので、そういうのがウザイ人はともかくとして、退屈はしませんでした。