『パリは燃えているか ― NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版』 

某TUTAYAで再びレンタル。ってこれは買うべき作品であるような気がしてならないが…。1枚目持ってるので、すっかり油断していて全くのノーマーク。存在すら知りませんでした。『映像の世紀』でやられちゃった人は、聞くのが義務!な一枚。前作しか知らなかった自分は、入っていない曲があるなぁ〜とかひとり唸っていたのが、馬鹿みたいですね。

パリは燃えているか」「最後の海戦」「大いなるもの東方より」などは、陳腐な言い方をするなら、歴史のうねりが感じられる力のある曲。震えて聞け。

「ジブラルタルの風」-加古隆・ピアノソロ・ベスト 

加古隆と言えば、映像の世紀の人、というのは、あまりにも「パリは燃えているか」の印象が強烈過ぎたので。良くも悪くも、代名詞的作品ではあるが、本人的には内心忸怩たるものがあるのではないだろうか。かくいう自分も「加古隆」というクレジットを認知したのは本作がきっかけであるのだから、「映像の世紀」なくして、「加古隆」に触れることができたかどうかは甚だ疑問である。つーわけで、それ以外の選曲を中心にした1枚です。

『Scene 映像音楽作品集1992-2001』

ベスト版的な本作。秀逸なのは、

意外なところでは、庵野秀明の『式日』の曲なんかもつけていたんですね。
タイトルがそれっぽくて?

  • 5曲目「式日」より『関係 心、描くもの』
  • 6曲目「式日」より『内界 心、止めるもの』

エヴァのテレビタイトルっていっても普通にありそうな感じです。