『げんしけん』1〜5巻

これまで敬遠していたんだけど、5巻を先に買ってみたら、やっぱり面白くて、ついつい全部揃えてしまった。間違いなくオタクしか楽しめないマンガ。この手のやつは自分の経験と照らし合わせて、当て嵌めてしまいがちな訳で、自分が同人誌にはまっていた過程にだぶってしまうのが、ほろ苦い。あ、あと編集会議の擦り付け合いとかね、あれは、まじ勘弁。

コミケの行列は、苦行以外の何ものでもない筈なんだけど、妙にテンションが上がってしまうのは何故だろう。特に雨が降ると、のくだりはまさにそうであって、心をとばしてひたすらに待つのは、傍から見るとアレだけど、本人たちは至って本気なのでそっとしておいて下さい。

OB会に出たからかもしれないけど、社会人とオタク趣味の両立というのは難しい。何よりそういう場がないし、時間もない。