『星界の戦旗Ⅳ』

まさかの4巻。本の厚みがない、そしてそれに比例するかのように内容もない。アーヴを描きたいのか、ラフィールとジントを書きたいのか、戦争を書きたいのか。定まらない焦点、そして、ダルい戦闘シーン。失礼ながら、まさに思い出を汚す1冊。貶すためには、読まねばならぬという酔狂な人、ラフィールなら仕方ないという人、いずれにしろ、素人にはお奨め出来ない1冊です。