『Fate/hollow ataraxia』もほとんどやることもなくなったので？思い立って積み放しになっていた『SWAN SONG』をインストール。前情報としては、大地震ものということと若干のキャラデザ以外全く知らずに購入してあったのですが、ちょっとイメージとは違っていました。
まだ途中？なのですが、基本的に暗ーい話です。だいたい、あろえ（パッケ絵の人）が自閉症ですし、主人公もなんだか世の中を斜めから見ている風ですし。オタ的には、たくちゃんなんかがもっとも感情移入しやすいかなぁーと思うわけですが、自警団を作ったあたりから、どんどん嫌な展開になっていって、絶対的権力は絶対的に腐敗する、を地でいってたりしますし。
この手の展開としては、理不尽な悪意から彼女を守るないし守ろうとする（主人公の）意志にこそ最も共感を覚えやすいと思いますし、カタルシスも得やすいだろうに、と思うのですが、いかんせん主人公が冷めていますので、どうもそんな展開にはなりそうもないというか。敵を倒して彼女を守っても、重苦しい空気に変わりはないというか…。
まぁコンプしてからもう一度書くことにしましょう。少なくとも、『けよりな』とか『さくらむすび』みたいな（悪く言えば）ごっこ遊び的世界を砂糖菓子と例えるならば、ビターチョコレートテイストなので、余韻に残ると言いますか、間違っても萌え転がる作品ではないので、そういう人も安心です（何が？）。
