片山憲太郎『紅〜醜悪祭〜(上)』(集英社スーパーダッシュ文庫)

残業している間、これを楽しみに、絶対本屋が開いている時間に帰ろうなどと思いつつ仕事してました。
間が開いたせいもあってか、イラストの変貌にびっくり。萌え絵化しているなぁ。個人的には、電波的な彼女ちっくな方なイラストの方が好み。ちなみにジャンプSQは買っていないので、どんな感じかは分かりません。

分冊ということなので、覚悟はしていたのですが、薄いですね。ストーリー的には全然動いていません。漫画化、アニメ化に合わせてフェアするために、とりあえず出来ているところまででいいですから出しましょう、みたいな印象を受けてしまうのは自分だけでしょうか。

それはさておき、内容。
何といってもJJのイニシャル入りの時計でしょう。これまでも電波世界との関連を匂わせる描写が散りばめられてきましたが、もう一歩踏み込んだ訳です。とは言っても柔沢紅香が死んだっ!ってオビで煽っても、電波で普通に登場してるやん、というか。

巷では銀子死亡フラグ(wなどとさんざんな言われようですが、いつも報われない夕乃さんに比べればまぁ優遇されていたんではないでしょうか。新キャラの星噛絶奈さんは・・・、当代の裏十三家ってみんなおにゃのこなの?まぁラノベだし、野郎が出てもしょうがないしな(w。まぁ崩月のじいさんぐらいでしょうか。
にしても真九郎、この調子でフラグ立てていったら、裏十三家と表御三家(紫)両方に唾つけることになるな。