小林泰三『天体の回転について』(ハヤカワJコレクション)

いちのときにfr君から借りていたもの。「上へ参ります〜」な表紙が目印の例のやつです。小林泰三は読んだことはないとか言ってましたけど嘘でした。著者作品解説まで読み進めたら『海を見る人』読んでた。


続き。
記憶に残っているもの

軌道エレベータは、やっぱりロマンですよね。
材料の問題をクリアすれば結構いけそうな気もするが・・・。
建設を正当化する経済合理性を獲得する方がより困難なか。


少なくとも、建設するすることで得られる見返り>建設コスト、じゃなきゃならんわな。


現行ロケットで宇宙と地球を往復するコストが馬鹿高いのは百も承知ですが、(建設すれば、イニシャルコストを捨象するとして)回当たり、どれくらいまで下がるのかね?前提として、圧倒的に回数が増えないとどうしようもなさそう。それだけの需要が発生するのだろうか。『第六大陸』は表向き無理やり観光で押し切っていたけど。


思考実験としては面白いな。

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どうみてもウォーモンガーなスパルタの某映画にしか見えずワラタ。
ストーリー的にもコミカルでさらっと読めて良いと思います。