適当なタイトルが思いつかんなぁ。

副題:喧嘩を売るわけではありませんが。


「今日は思ったより収穫がなかった、ガッカリ、まる」というのは、考えてみれば出展していたサークルさんの本の中で自分の肌に合うものがなかった、ということの裏返しなわけで、失礼な話と受け取れないこともないです。


買い手が未熟で良い本を探せなかったのか、本当に買うに値する本がなかったのか。そして、それを決めるのは誰なのか。


でも、同人誌なんてものは、ある人には傑作でも、別な人から見れば毛ほどの価値もないことも全然珍しいことではないわけなので、そこらへんのさじ加減っていうのは、まぁあえて、それでも書く人のセンスに委ねられていると思うわけです。


つまらんものに面と向かってつまらん、と言って本人が発奮してくれれば良いですが、それよりは自分の琴線に少しでも触れたものを紹介するなり、これから伸びていく才能を持った作家さんを生暖かく応援するとかして、前向きに楽しむ術を身に付けたいと時折レポを書く端くれとして、かように思うわけでなむなむ。


逆に今回はつまらなかった、と書くのはかなり勇気が要ります。内容のみならず当日の頒布の手際とか限定数とかをあげつらうのも同様です。大手サークルさんとかで、知名度のある、ちゃんさま〜、AMR〜、みさくら〜、ウロボ〜とかで叩くのは簡単ですし、それを所持している人も多いでしょうから、共感も得やすいというか、大手さんにとってはせいぜい雑音だろうから、と言葉は悪いですが気軽な気持ちで書けたりしちゃいますが、せいぜいがオンリーだとかサンクリのお誕生日席くらいのサークルさんの場合は思い上がりかもしれませんが、見られるかもしれないと結構躊躇することが儘あります。


しかし、それでも書く、と言ったような場合、それはそのサークルさんに、そのジャンルにそれだけ期待しているからに他ならない、と思うのです。この作家さんの力量ならば、もっと描けた筈、もっと面白い漫画になった筈、とかそういう想いが少なからずあって、叱咤激励も兼ねて期待を込めて書く。そういう気持ちがあれば、そういう気持ちなくして軽々しくは書けないかなぁ、と愚考致します。


でもまぁぶっちゃけ、お気に入りのサークルさんが手抜きイラスト折本8Pとか出したとして、これを説教出来るのは故イワエモンくらいかな(w、と。とてもとても、自分ごときには恐れ多くて、しっかり買った後で(w、せいぜい内輪で愚痴るくらいでしょうか。


まぁ飛躍した結論?としては、サークルさんにつまらない、と言えるのは信頼関係なくしてはなかなか難しいんじゃないかな、ということで如何でしょうか?