高市政権による補正予算の規模が明らかになりつつ中、遂に長期金利(日本国債10年)が明確に1.7%を上回ってきました。2008年6月以来、17年半ぶりの水準だそうです。為替は154円半ばで推移。
日本国債はデフォルトしないよ派
→日本国債がデフォルトしなくても、円の価値が保たれるかどうかは別問題なんよな
円キャリー衰退による株暴落煽り勢
→円で資金調達してアメ株とかで運用してきた流れが止まるよ。
まあ一理あるけど、AIバブルとアメリカの景気と雇用の行方次第な気がする。
地銀の国債含み損がヤバイよ派
→日銀の国債含み損の方がもっとヤバイんですが、それは、、、。
→メガバンは売り抜け済み。地方の中小信組や第二地銀の中にはゴキブリが潜んでいるかもしれませんが、合併とかでお茶を濁して、金融システム危機にまでは発展しないんじゃないでしょうか。
誰も日本国債を買っていないのである派
→国債で未達を起こしたらそのときはハイパーインフレの悪夢の到来です。本当にありがとうござました、、、はともかくとして、まだそのときではないけど、愛国者の皆様は個人向け国債とかを買われたらいいんじゃないでしょうか。私は買いませんけど。
そもそも実質金利マイナス状態が異常なんだから、CPIと同じくらいまで上がるんじゃね派
→政策金利が3%のときの長期金利は確実に5%は超えて7%で止まれば御の字?もし、そうなったら(略
→利上げは出来て、あと2回。ターミナルレートは1%じゃねと思っているエコノミストが大半。12月もしくは1月に利上げをしたとしても、利上げ打ち止め感が漂って、どのみちセルザファクトで円は売られるし、長期金利は上がると思う(個人の感想です)。
【ハイパーインフレへの道】
→日銀は実質金利マイナスのまま放置を選択(インフレ税の徴収による財政再建)
→株高、債券安、円安進行
→物価高対策という名の「責任ある」積極財政(イマココ)
→更なる円安へ(160~170円くらいで耐えられなくなると予想)
→日銀による国債買い入れ拡大(終わりの始まり)
→長期金利上昇
【結論】
市場の暴力を通じて世の中の矛盾は昇華し、解消される。
追記2025/11/20 1.835%まで急騰。恐ろしいね。為替はドル円157円後半で推移。