ぱにぽに5巻 氷川へきる

昨日の帰りがけに購入し、読了。キャラクターが多過ぎて、散漫な印象を受けます。だいたいベッキーとか数人しかキャラ名覚えていないし。無理に笑わせようとしなくてもいいんだよというか、ついていけない度が巻を追うごとに高まってきているのですが!
もうちょっと読みやすさというか、縦軸となるストーリーだけでもつくってほしいのです。とりあえず浮かんだネタを散りばめているだけと言いますか、どうしても消化不良気味に感じてしまうのです。あずまんがと比べると絞りきれていない、カタルシスがないと言ったところでしょうか。感情移入はおろか共感すらないのです。
そこへいくとネギまは、まんが読みさんから言わせれば論評に値しないと一蹴されてしまいそうですが、計算され尽くしているだけあって、非常に読みやすいのは、さすがとしか言えません。

今思うと自分的氷川へきるピークは『7JULY』『こみパロ1〜3』の頃かなぁと。この一連のシリーズは結構気に入っていて今でも時折読み返すことがあるのだけれども。なんだか、一抹の寂しさを覚える。