『涼宮ハルヒの分裂』

虎では全滅していたので、駅中の某書店にて。(実際の読了は、4/3)
ちゃんと進級していてまずは安心した。

内容について。
なんだか選ばれなかったもう一組という感じ。合わせ鏡とも言うが・・・。
これまでは、ハルヒキョンを選んだという視点のみだったけど、本作を読んで佐々木との対比を考えると、どうも「キョンハルヒを選んだ」と読めてしょうがない。徹頭徹尾、キョンは普通人だ、とは古泉の言だがあまりあてになるとも思えない。
そうは言っても佐々木の言葉を借りるまでもなくキョンは適度に無知で、適度に知ったハルヒ世界の案内人なわけで。決してそういうスタンスではない、と思うのだけど・・・。