石原慎太郎オンリーの件

冷え込みが一段と厳しかったここ東京で、一つの条例が可決されました。それ自体は予想の範疇でしたので、諦めにも似た達観した心境でおりましたところ、飛び込んできた衝撃のニュースが。


その名も石原慎太郎オンリー


石原慎太郎オンリー同人イベント『二次元の季節』開催 「オタクの立場を悪くしないで」と反論も
http://getnews.jp/archives/89116


今日は二時間ほど残業に勤しんでいた訳ですが、斜め上の展開過ぎて、驚愕しております。「自爆テロ」とか「釣り針大き過ぎ」とか、生暖かい声援で外野がまさにかまびすしいことになっておりまして、「青少年保護育成条例」可決日に花を添えております。


高天原
http://takama.ne.jp/top/


主催の高天原についてはこちらをご参照いただきたいところですが、現段階では正式名称なども二転三転しているようでして、正式な開催概要の早期のアナウンスが待たれるところです。


一方、非実在都知事におかれましては、「何とかの季節」で、芥川賞を受賞という華々しい経歴を誇っております。同書は親が子に読み聞かせるのに最適な一冊という風に仄聞しておりまして、青少年の健全な育成のみならず非行防止にも絶大な効果を発揮する格好の題材として、一般図書として、広く書店等で入手することが可能です。


とは言え、期待を裏切らない閣下のことですので、こんな餌に釣られクマー(AA略)とwktkな展開に発展するのではないかと当分目が離せません。


何にせよ閣下は、首都東京の地方自治体の長、というとてつもない権力者でありまして、逆鱗に触れたが最後、どうなるか分かりません。今年のコミケが最後になっても思い残すことのないよう、後は10年は戦えるだけの同人誌を備蓄されんことを強くお勧めする次第でありまして、皆様方におかれましては心残りのないようコミケを全力で楽しまれんことを願ってやみません。