関西で感染拡大するも株式市場は絶好調

関西で再び新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、連日800~900人台が報道されております。東京は今のところ500人台ですが、検査数も相当少なくなっており、実態が見えにくくなっています。早晩千人越えからの緊急事態宣言に追い込まれる公算大です。と言うことは、今年のGW休暇も家でじっとしてろということになりそうです。欧米と比べて死者数が少ないからコロナ対策は成功しているという論説は、ちょっと何言っているか分からないですね。春になって、気温も上がり、外に出かけたくなるのは、分かっていたことですし。

 

まぁそれはともかく、株式市場の方は、連日の最高値更新の連発であります(ダウ/S&P500)。馬鹿になって買っていた人の大勝利。私もおこぼれに預かり、瞬間最大風速ではありますが、all-time high を更新致しました。1年前からはちょっと想像もつきませんでした。気がかりなのは、ワクチンの効力がどれくらいの期間継続するのか、変異株のようなワクチンが効きにくい新種が出現しないか、です。アメリカはこの春で、かなり行き渡るようですし。あとは半導体の供給不足が気になります。

 

日々の変動に一喜一憂してもしょうがない、というのは分かってはいますが、やはり嬉しいものです。段々と不確実性の霧が晴れてきているなというのを感じます。株式市場は市場参加者の心理状態を反映する鏡のようなものであるとするならば、今は将来を楽観的に捉えているということの現れなんだと思います。遅々として進まない日本のワクチン接種ですが、軌道に乗れば、軌道に乗るまでが大変だと思いますが、ゲームチェンジャーになるのは間違いないので、2022年くらいには普通に旅行に行けるようになると良いなぁくらいに思っておきましょう。