オリンピック期間の前後に猛暑&不測の事態でブラックアウトだけはマジ勘弁(して貰いたい。

BSフジのプライムニュースを流し見。2020年の冬に寒波で電力予備率が瀬戸際まで追い込まれたことを世間の皆様はすっかり忘れていますよね、と出演者の先崎先生が発言されたので、あのときの反省はどうだったのかな、少しググってみると、経産省が一応有識者会議「第30回 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電力・ガス基本政策小委員会」で、つらつら反省会をやっているんだけど、言葉遊びをやっただけで、LNGの備蓄を増やしたというわけではどうもないみたい。火力発電所の新設も、すぐに増やせるわけじゃないし、無理させた老朽化した発電所はいま、どんな感じなんでしょうかね。原発の再稼働は、ぼちぼち決まったものもあるみたいだけど、夏の冷房需要の時期に間に合うんだろうか。というわけで、オリンピック期間の前後に猛暑&不測の事態でブラックアウトだけはマジ勘弁して貰いたい。と思う、今日この頃なのであった。

 

先崎先生が折に触れて、〇〇という人は××という著作の中で、こういうことを言っているので、読んでみて考えてみてください。とさらっと言っていて、例として『職業としての政治』(ヴェーバー)と『隷属への道』(ハイエク)を紹介していた。このへんはやはり押さえておかなくてはならない、教養の一部なんだろうね。そのうち、読みましょうね。

 

先崎先生の冷静に落ち着いて話す技術は、見ていてとても参考になった。若造のコミュニストは、現状認識はともかくとして、刺々しくて、あれではとても共感は得られないな、と感じた。やはり内容はさておくにしても、まずはゆっくりと喋ることが大切。攻撃的になってはいけない。その域に達するのは難しいけど、最初の一歩は心掛けから始めたい。