Appleが時価総額3兆ドル到達

2023年6月が終わりました。AAPLが2022年の利上げ局面の低迷から脱し、遂に新高値更新からの時価総額3兆ドルを達成しました。こういう明るい話題があると、市場のセンチメントも良くなって、我も我もと乗り遅れまいと、資金流入が続きそうで、さらなる活性化が見込まれます。これには、バフェットさんもニッコリでしょう。

 

それはさておきまして、毎年恒例の4月から続いた長い長い繁忙期をどうにかこうにか乗り越え、ようやく一息ついているところです。よつばの。読書会行ったり、名古屋に東方明華祭に顔を出したりと、久々にコミケ以外での外出が続きました。コロナ5類明けで、徐々にもろもろ再開ということなのでしょうか。

 

資産形成の方は、と言いますと、好調な株式市場や円安進行という追い風もあり、堅調に推移しました。さすがに下半期にこれほどの急伸は望めないと思いますが、引き続き淡々と投下し続けたいと思います。振り返ると、株式市場はよくてヨコヨコ、為替は円高に反転、アメリカはそのうち高金利に耐えられなくなり深刻なリセッションを迎え大暴落しる!とさんざん脅されていて戦々恐々としていたのですが、結果はこれです。思い描いていた最善のシナリオのさらにその先へ、という感じで、予想はあてにならんということを実感しています。下半期もどうなることか分かりませんが、他力本願なところがありますので、適度に距離をとり、お祈り投資法を継続していきたいと思います。

 

仕事の方は、面倒くさい案件が発動しつつあり、一か八かのギャンブルで緊急脱出ボタンを取りに行きたい衝動にひたすら耐える日々となっています。まぁいざとなったら辞めればいいと思えるようになってきたので、精神安定剤代わりになっている感は否めず。

 

2022年の暴落を受け、2023年初に計画した「現実」的な修正目標(お金)を2年前倒しで達成してしまいました。不思議なことに当初の目標金額とぴったり一緒なんですよね。勝ちに不思議の勝ちあり、で単にラッキーでした。いつなんどき、地獄巡りツアーが再開されるかもしれません。まあそうなった場合でもとことん付き合う覚悟ですが、守りにも意識を向け、残り半年を過ごしたいと思います。

めでたしめでたし

債務上限問題は、下院に続いて、上院も無事可決。あとは、大統領の署名待ちまでこぎつけました(2年間の時限措置)。で、そのあと発表された雇用統計を好感して、ナスダックに比べて劣後していたダウが爆上げ。701ドル19セント高い3万3762ドル76セントとなりました。不確実性の霧が徐々に晴れ、市場はリスクオンになりつつあります。今のところ、万事めでたしめでたしといった楽観的な雰囲気です。このままいくかどうかは、わかりませんが、アメ株はまだ2021年の最高値を更新しておりません。ここから、10%超の上げはあるのか?それとも、インフレ長期化、リセッション懸念で、やっぱり失速してしまうのか。アメリカに全てを託して、そのときを待つ。

稲妻が輝く瞬間

アメリカの債務上限問題は相変わらず一進一退のプロレス状態ですが、いよいよタイムリミットが迫ってきました。それを受けてここしばらく軟調だった株式市場ですが、NVDAがやってくれました!超絶決算を発表し、一晩で+24.37%です。訳が分かりません。額にすると1,850億ドル(訳20兆円)です。この規模で、このボラティリティ。良くも悪くもアメリカのダイナミズムを象徴するかのようです。当然、他の銘柄にも波及し、AI銘柄と目されるAMDやMSFTを始め、半導体セクターが再び活況を呈しております。ホントに一寸先は闇。それまでの鬱々として、雰囲気は一変し、楽観的ムードに様変わりしました。年初にSOXLとか一括投資していた人はウハウハでしょう。

 

我らがMSFTもあれよあれよという間に、332.89ドルとなり、上場来高値を狙える位置まで戻してきました。無敵のマイクロソフトよ、再び、ご照覧あれ、です。

 

と言うわけで、実感はわきませんがゲームのスコアはATHを更新しております。05/29はメモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)なので、アメリカは休場です。連休の間に、プロレスが前進し、不確実性の霧が晴れることを期待したいと思います。

日経3万円越え&広島サミット

よく分かりませんが、バフェット来日から大型株を中心に快進撃の日経225。あっさり、節目の3万円を突破し、買いが買いを呼ぶ展開に。アメ株は、債務上限問題は解決していないものの、こちらもナスダックが年初来高値圏で上値を窺っております。為替は、連休明けに134円近辺の円高に振れる場面もありましたが、今は138円台。ひょっとして、140円あるかも。という情勢です。あちこちから爆益報告が相次いでおり、精神衛生上、よろしくありません。ここまで上がると、ショートカバーの踏み上げも多分にあるんでしょうが、バスに乗り遅れるな。とばかりに買い向かっている人ばかりなので、その反動が怖いです。まぁ、今はこの株高を喜んでおきましょう。

 

ハイパーインフレの悪夢』でもありましたが、為替が下落局面での、この株高は、単に現金の価値が目減りしているだけ、と捉えることも出来ます。直接的には外人の買い越しなんでしょうが、現金から株式への逃避です。6月から東電管内でも電気代アップが認可されるとの由ですが、実質賃金は下落の一途なわけで、これはストライキをしない労働者も悪いわけですが、日本におけるインフレは加速の一途でしょう。生活が立ち行かなくレベルかと言われれば、そこは今は微妙なラインを保っているわけですが、円安による輸入資材の高騰・電気代アップ→全ての製品・サービスに価格転嫁→賃金上昇はごく一部の層だけ→生活苦へ、というサイクルが容易に想像され、株高、資産高の恩恵を受けられない人たちは、確実に貧乏になっていくのでしょう。目先の給料アップだけでは追っつかないレベルのインフレが来そうな気もします。ウクライナの反転攻勢のように、アメリカの景気後退局面も、いつかくるといいつつも、なかなか底堅さがあり、一方で、インフレもピークはつけたものの、過去のように2%台にはほど遠く、そこまで戻るような気はしません。劇的なカタルシスは得られず、だらだらと数年単位で正常化への道を探るという展開を予想します。さすがに年内利下げは、考えにくいのですが、債券市場はそれを示唆しております。おそらく、あと1回か2回上げてから今の水準を当面の間、維持して様子見するんじゃないでしょうか。株はヨコヨコなのかな?と思いきや、これですからね。予想と違った動きをしたときに、どう対応するか、あるいは雑音に惑わされずに、静観することができるか、握力の見せどころであります。

 

2022年の年末は先行きの暗さばかり目立っておりましたが、今のところは年初一括投資した人が大勝利なわけです。夏ボであれも買いたい、これも買いたいと思っていましたが、いろいろ上がってしまいました。でもまあ、淡々と積み立ては継続できているので、そこは評価したい。全部売ってたら、年始からの上げは全く享受できませんでしたから。さらなる握力修行に励みたいと思います。

COMITIA144に一般参加

2023/05/05金曜日祝日に開催された、COMITIA144に一般参加してきたので、その記録。中略

 

・『剣剣ぱっ』頒価200円

・『剣刀中』(本日新刊)頒価100円。他は300円也。

・「ぷーるぐえとわす」さんの色紙 頒価3,000円

・「ふにや」さんのペーパー ご厚意で頂戴した@プライスレス

・「あんまりひどい」さんの色紙 頒価1,500円。これを買えたのは僥倖