海堂尊『ジェネラル・ルージュの凱旋』

仕事は山積みなんだけど、どうにも昨日から体調が良くなくクスリで抑えているような感じだったので、はやばや18:00過ぎに退社。一応、本屋を覗いてみると、『ジェネラル・ルージュの凱旋』が山積みになっていので、早速購入。そろそろ、図書カードの残額が怪しくなってきましたが・・・。

単行本なんで、図書館で読めよ、という感じなのですが、こればかりはしょうがない。
今回は、『ナイチンゲールの沈黙』で裏側でのハナシ。森博嗣で言えば、『夏のレプリカ』と『幻惑の死と使途』という感じかな。もっとも、そこまできっちり区分けされているわけではないので、偶数章と奇数章を交互に読む、といったような芸当はたぶん、無理。

事件らしい事件は起こらず、愚痴外来の田口先生包囲網が見どころ。
ああいうモノ言いをする人っていうのは実際組織の中だと稀に見掛けるよね、という感じ。

いよいよAi*1が本格的に導入されてきた。今後の展開が楽しみ。

*1:『死亡時画像病理診断』=『オートプシー・イメージング(Autopsy Imaging = AI)』前述のHPの定義より