東方金鯱魂:関東の買い専にはどう見えたか

まず下記の記述は、管理人が認識した主観に拠るとお断りしておきます。


スタッフの構成について


このイベントは名古屋では比較的聞き慣れない、悪く言えば新規参入、新参的な立ち位置にあったようです。「東方名華祭」というのが名古屋の代表的東方オンリーイベントであるようで、管理人もうっすら聞き覚えがあります。もちろん参加したことはありません。それはさておき、驚いたのはスタッフさんが女性主体で構成されていたこと。実行委員会形式をとっていたので、誰が主催か分かりませんが(開場前の主催の挨拶等も一般が聞ける範囲ではなかった)、決して男性スタッフが皆無というわけではなかったですが、要所要所で重要な役割は女性スタッフさんがイニシアチブをもって、対応されているように見受けられました。
これは私にとって非常に驚きでした。東方界隈で女性作家さんは数多くいますし、コスプレヤーさんも売れセンということでよく見かけます。しかしながら、関東の東方系イベントでは少なくとも、賑やかしでなく、責任ある立場で、運営にタッチしているというのはあまり聞こえてこないので、驚きを感じたのでしょう。まぁあとあれだ、仕事の出来るコスプレ女性スタッフは実に良いものですね。


列形成について。


オフィシャルページでは10:00以前の来場はご遠慮下さいという告知はあったものの、行ったことがない会場だったので、08:30頃下見でもするかと行ってみたら、09:00から列作成するよアナウンスが08:45頃(うろ覚え)とか、慣れていない感を感じました。むしろ、ペナの罠かと疑ったくらいです。結果、その類のことはなかったようです。1Fで軽く列作ってからパケ単位でEVで7Fに上げる。言うは簡単ですが結構面倒くさい作業です。なぜか大らかで、1Fで先頭だった人が7Fに上がってみると後ろの方になったりしていた*1のですが、特に文句らしきものも出ず、なんというか非常に大らかだなぁと思ったりしました。
7Fが一杯になって、予め待機場所として借りていた(と思しき)9Fへ誘導なんてこともあったのですが、初めから9Fに並ばせろよ、と一瞬思いましたが、よくよく考えてみると、あのフロアは借り切りではなく、結構小さな会議室もあったりして、別団体がワークショップの類いをしていたんで(フラワーアレンジメントやらなにやら)、余計な摩擦を回避するためにあまり積極的に使いたくはなかったんだな、と正解かどうかはわかりませんが思い至りました。最終的には事前待機列は2〜300人くらいでしょうか。もっと居るのかと思っていたので、拍子抜けしていました。



入場方法について



関東では入り口にスタッフ配置してカタログの表紙を見えるように掲げながらの入場が一般的ですが、これがない!ちょっと眩暈というかカルチャーショックを受けました。性善説なのかと思ったら、9Fでカタログ上げさせたのでOKっていうノリらしいです。それでいいのかと心配になったりしますが。
で、入場ですが、9Fから7Fまで階段で引っ張るわけですが、11:00(開場時間)近くになってようやくアナウンスして動かしたので、当然間に合わず。開場までに階段で引き回すという発想がないのか、単に手間取っただけなのか。いちいち慣れてない感のデジャヴです。先頭付近でも会場内に入れたのは10分頃で余裕で遅れてましたが、地元っ子にはごく当たり前の光景らしく、致命的なミスにはならないんですよねーこれが。中ではサークルさんが普通に買い物していたんで、よく解釈すればお買い物時間というわけだったのでしょうか?
列は変形ローリングスタート?会場奥まで列を崩させず誘導し、奥に達した人から順次自由に目当てのサークルさんに行って下さい、という按配。あんまり経験したことのない入場方法でした、と付け加えておきます。
余談ですが、出入り口管理がホントざるで、カタログチェックという概念がないものだから、そもそもスタッフが常駐で配置されていないようなんですよね。常駐なのは入り口のカタログ販売所だけで。で、この会場はちょっと特殊で搬入口EVという名の出口がこっそりとあって、そこからノーチェック状態で事実上出入りが出来てしまっているという、なんともはや。まぁあんまり悪いことしていた人は見掛けませんでしたが。


企画について


長くなるので後日。

  • カタログ
  • スタンプラリー

*1:最初の方がEVの奥に行くから、パケの後ろの方がEVの扉に近い場所に結果的に乗ることになる