コミックキャッスル2006春

取るものもとりあえず、池袋ですよ。12時ちょい過ぎに池袋入り。池袋はなんだか風がすさまじいことになっておりました。ま、それはともかく、カタログ完売していたら嬉しいなぁなどと思いましたが、きっちり売れ残っておりまして、あらあらという感じです。表紙こそ、リオグランテさんを起用しているので、傍目には見栄えがよいのですが、中はお寒い限り…。自分は事前にカタログを押さえたわけではないので、いちいち細かな配置ミスをあげつらう暇もなかったのですが、各所で指摘されている通りでありまして、ここらへんは経験不足というよりも、確認不足、事務ミスというわけでして、空気を読んで話題を提供してくれているのか、言いたくないですけど単純にスキルの問題なのかといったところでしょう。どうしても「わたしの十字架」なんかと比べてしまうのですが、地道に積み重ねているだけあって、愛を感じると言うか前回のブロックノートなんかが掲載してあったりして、それに比べるとキャッスルのはいかにも不親切と言うか、カタログを単純に事務連絡としてしか捉えておらず、読み物ではないということがよくわかります。サンクリとかコミティアの充実ぶりとは比べるのもおこがましいです。

いささか、脱線しましたが、真っ先に駆け込んだのは、「LADY◆NAVIGATION!」さん。BBSで入院してましたーとあったので心配していたのですが、ちゃんとご本人さんがいらしゃってスケブを描き描きしておられました。どうやら病気とかではなく怪我?だった模様。新刊はコピー誌ではなく、オフセ。あとペーパーが2種。(うち、一種は、例の同人ゲームね)コピー誌でないのなら、初動で行かなくても完売はしない筈という読みで、川崎を先に行ったのですが、ヤマがズバリ的中です。ペーパーの風子(にはとても見えないけど…)を見て吹いた。

あとはもう目当てのサークルさんもないので、適当に見て歩いただけ。一応くまなく見て歩いたつもりですが、気になったのは麻雀してた人とか、2Fの導線(出入り口)っていつ変わったの?とか。まぁぼちぼち落穂拾いというか新規開拓はないかにゃーという感じで歩きました。行った時間帯のせいかもしれませんが、既にまったりモードだったので、スケブでも持っていけば良かったとちょっと後悔(ただ単純に忘れた人)。

  • LADY◆NAVIGATION!!(木野田瞳)『キエバケ!!』(Kanon真琴折り本)

タイトル通り消え化け時代のリメイク本らしいのですが、古参ではないワタクシは比較する楽しみ方は出来ませんが、まぁいつもの本です。悪く言えばグダグダ、良く言えばノリで描いてる本というわけで、ストーリーの方は煙に巻いたように、有耶無耶のうちに終わってしまうというのはもはやお家芸の域ですな。

で、例の同人ゲーですが。発売日が2006/06/18決定だそうですよ(ソース;渡されたペーパー)。まー、保険医なんてどうでもいいのですが(逆にいえばキャラ指定がなければ描きそうもないキャラとも言える)。6/18と言えば、サンクリ32なわけですが、果たしてマスターアップするのでしょうか?気長に待つとします。

最後にペーパーです。これは見た人じゃないとわからんと思うのではしょりますけど、「はい、もしもし、れでぃなびです」に完全にやられてしまいました。このためだけに池袋に来たとしてもその価値はあったぐらいには、自分的にヒットしました。まさにグッジョブ、木野田さん、という感じでしょうか。

  • さくらぢま(バーニア600)『夜汽車で行こう』、『さくらぢまのCOMIPA総集編3』

前者。詠美×和樹本。プロット段階から良く練り込まれています。夜汽車と詠美の不安をうまく重ね合わせていくところは王道にして、圧巻。良作。さくらぢまと言えば、こみパサークルという印象が強いのは確かですが、その何に恥じない出来です。
後者。まだ未読なので、ぼちぼち読んでいこうかと。ラストの『この二人、恋してます。〜konokoi〜』は既読なのでちょっろと触れておくと、もう詠美ちゃんさまが可愛くて可愛くてしょうがない本です。

  • 時間差攻撃(GEN)『ひめはじめ』、『Inner Core』、『Destlinetion』(新刊ライダーメイドコピー誌)

前回発掘したサークルさん。たまたま見つけたんで前回スルーした本をざっくり購入。しかしあれだな、『閃光魔術』の草壁さんが一番エロいな。

表紙に惹かれて手に取った本。女性作家さんの本というのは自分にはあまり会わないことが多いのですが、本作は見事ヒット。特に秀逸だったのが、萌えキャラ学習まんが「ツンデレを考える?」が特に良いです。2ページのマンガかつ筆ペン?みたいなのでざっくり描いたにも関わらず、エロパートよりも数段良かったです。(まぁえろパートもそれなりに良い出来なのですが…)