今年も、はや3か月経過

今年の抱負を読み返してみましたが、仕事のモチベーションが絶賛低空飛行中です。毎日毎日、今日が人生最後の日だったら、という例の質問に正面から答えることが出来ておりません。どうしたもんですかね。

 

円安は止まらず、121円。アメリカが順次利上げしていったら、どうなってしまうんでしょうか。

 

2022年の抱負

・まずは、健康第一

・仕事は、辞めないようにする(衝動的に行動しない)

・仕事は、今の面倒くさい案件を片づければ、ぬるま湯で惰性で続けられる可能性が高まると思っているので、3月までが一つの山

・仕事にフルコミットしてどうなるの?という冷めた目線も持ちつつ、やるべきことはやる

・舐められたらおしまいなので、理不尽なお願いにはこれまでどおり断固ノーを突き付ける

・常識が通じない相手とは会話をしない、居なくなるのを待つ、経験則では相手の方から視界から消える

・水泳はこれまでどおり継続する

・間食は控える、要は自己管理、節制に努める

・素直に時流に乗る

アメリカに逆らってはいけない

・お金を増やす/お金を減らさない

・社会に還元する/良い方向に動かすための努力、投資

 

待てば海路の日和あり

今週も激動の1週間でした。FOMCが開催され、事前の予測通り、アメリカはゼロ金利を解除し利上げ(0.25%)に踏み切りました。FRBは、ウクライナ情勢、コロナで不透明ながらも、出口戦略に向け、遅まきながらインフレとの闘いの開始を宣言したことになります。徐々に金利を引き上げ、最終的には、中立金利である2.5%くらいまで引き上げる公算が高いです。場合によっては、ボルカー議長時代のような、極端な政策金利の大幅な引き上げをする可能性も考慮に入れなければならない、と警鐘を鳴らす専門家もいます。FOMCの結果を受け、市場は上昇で反応しました。

 

翻って日銀は、現在の緩和策の据え置きを決定しました。黒田日銀総裁は「円安は全体として日本経済にプラス」との考えを重ねて強調との由ですが、事実上の円安容認発言としか受け止められません。為替は、基本的には金利差で決まります。金利を上げられない日本と、着実な金利上昇が見込まれるアメリカ。ファンダメンタルズは、誰の目にも当分の間、円安基調が続くことを示唆していると思われます。

 

黒田日銀総裁は、風呂敷を広げたまま、もはや任期までの逃げ切りにしか関心がないことは明白です。異次元金融緩和は、文字通り、日本の国富、円の信認をチップにした危険な賭けでした。いまやその化けの皮は剥がれつつあり、市場の審判の日を待つばかりとなっています。いきなり破局が訪れるのか、生殺しのように延々と物価高と円安が続くのかは分かりませんが、誰かが宴の後の後始末をし、放蕩三昧の支払いをしなければなりません。フリーランチはないのです。

 

ロシアで起こった取り付け騒ぎが半ば面白おかしく報道されていましたが、全く他人事とは思えません。理由は違えど、あれが日本円で起こらない保証がどこにあるというのでしょうか。日本円で給与を受け取っている立場としては、極端な円安が嬉しかろう筈がありません。(以前からですが)、とりあえず、私は全財産を円建てで持つことは辞めました。ささやかな抵抗と言って良いでしょう。もはや、日々の決済に必要な金額以外は、全てドル転すべきか否かを検討するレベルにあるとさえ思っています。

 

そのときになって、後悔のないようにしたいものです。

(2022/03/19現在:1ドル119円近辺)

 

 

凪はいつか終わり、潮目は唐突に変わる

某アニメから。ウクライナ危機は、大方の予想に反し、熱い戦争になってしまいましたね。振り返れば、アメリカのインテリジェンスが繰り返し警告していたのは、何か確証めいたものを掴んでいたんですかね。原油高は留まるところを知らず、小麦を始めとするコモディティも上昇の一途となっています。少し前までは、アメリカのインフレ懸念からの金利上昇が最大の懸念事項でしたが、それはいささかも変わっていないのですが、世界は一変してしまいました。戦争の行方がどうなるかは分かりませんが、いつかは終わり、新しい秩序が形成されていくと思います。激動の世界を息を殺してじっと見つめ、振り落とされないように務めたいと思います。コロナは終息せず、戦争が勃発し、物価は上がり続ける。まるで光明が見いだせず、八方塞がりの様相を呈していて、気が滅入ることばかりですが、東京は、この2~3日ですっかり温かくなりました。耳を澄まし、春の訪れをひたすらに待つ。

S&P500は、弱気相場入り

ウクライナ危機で、プーチンさんが一方的に2か国の国家承認をして、ミンスク合意を破棄したことを受け、株式市場は続落し、直近高値から、▲10%となりました。巷では弱気相場入りいうことらしいです。私のリスク資産も甚大なダメージを受けています。悲しいなぁ。コロナショック以来、ひたすら上昇基調を続けてきたので、下落相場の苦しさ、やるせなさを久々に噛みしめております。しかし、忘れもしない、「あの」2~3月ごろの絶望感からは程遠く、資産規模が大きくなったので「減った」絶対額としては大きいですが、パーセンテージからすると、まだまだなので、本当の地獄に到達していないことは明らかです。3月のFOMCでは利上げが確実視されていますが、それまではgdgdな乱高下が続くのでしょう。FOMC通過後、さらなる悲観に傾くのか、利上げペースの見通しが整理されることで、視界が開けるのかは、分かりません。なかなか思う通りにいかないこんな世の中ですが、ありとあらゆる困難、理不尽を乗り越えた、その先の世界に到達する日を夢見て、やり過ごしたいと思います。

入力補助デバイスを色々試してみるの巻

愛用しているロジクールのマウスMX-620が廃盤になり幾星霜、いい加減延命策も限界に達しつつある今日この頃、年始からこっち、いろいろ試してみました。手始めには、トラックボールでして、ケンジントン。で、しばらくして、ロジクールから新製品が出ると聞いて、M650L。どうもしっくりこなかったので、結局、どうにも我慢できなくなり最高峰のMX Master3までエスカレーションしてしまいました。

 

以下、雑感。

 

ExpertMouse ワイヤレストラックボール

トラックボールに手を出すのは、初めてで、右手で使うよりは、左手デバイスとして使おうという軽い気持ちからだったのですが、やはり利き腕の右の方が扱いやすいですね。悪くないのですが、やはりドラッグアンドドロップが今ひとつやりにくい(慣れない)ので、ネットサーフィンぐらいなら全く問題はないのですが、細かい作業をしようとすると、習熟度はまだまだこれからといった塩梅です。

 

M650L

こいつには元からあまり期待はしていなかったのですが(ひどい)、万が一しっくりくるかも、という淡い希望を抱いて突撃しました。こういうご時世でもなければ、秋葉ヨドバシあたりで、試供品をじっくり触って、可否を判断したかったところですが、コロナでちょっとなんだかなという気もしますし、会社帰りに途中下車して、ヨドバシまで足を伸ばすぐらいなら、3,900円、金をドブに捨てる覚悟でポチった次第です。大きさ、握りやすさ、乾電池式(長く使うには必須)、と要求仕様に沿った設計だったんですが、如何せん、スクロールがちょっと合いませんでしたね。速攻で予備役行きになってしまいましたが、仕方ないね。ずっとモヤモヤし続けるくらいなら、可能性を消しておいた方が次にいきやすいし。良かった点は、静音スイッチ採用なところでしょうか。ほんとに全く音がしないので、静粛性が求められる環境下では、活躍の余地がありそうです。どうしても気になるようなら、スイッチを自作で交換すれば良いんでしょうが、そういう手間を掛けられる人ばかりでなし。

 

MX Master3

ロジクールの現行(2022年)ラインナップ上での、最上位機種。これでダメなら諦めもつく、といった心持ちで、評価試験がてら購入。結果、値段を除けば大きな不満点なし。なにせ、13,500円ですからね。東プレのキーボードといい勝負です。さすがに、たかがマウスに万越えはどうなのよ、という気がしてこれまで手を出してこなかったのですが、いろいろオーバースペックです。特に複数PCとのシームレスな切り替えを実現するFLOWとか現状宝の持ち腐れなんですが、最大3台のPCとペアリングできるので、ノートPCと母艦を使い分けしたりするときに、机の上に何台ものマウスを転がしておく必要性が無くなるということで、省スペースが実現できます。買わない理由が値段以外にないのなら、使わざるをえないと考えれば、毎日使うものと考えればそれほどでもないと考えて割り切るしかなさそうです。されど、マウスということで、年で割れば、37円、2年毎日使えば、20円を切るのですから。

 

充電はUSB-TYPE-Cでの内蔵方式。これは一長一短あって、お手軽な反面、マウス内のバッテリーが死んだらマウス自体の寿命ということになってしまいます。乾電池式なら、そういう心配はないので、理論上はずっと使い続けられます。私は、乾電池式の方が好きです。HHKBのBTや東プレのR3と同じ理由。自己責任で開腹して、交換することも出来るのでしょうけど、できればあまりやりたくない。現状予備を買っておくか、ロジクールの後継機を黙って買い続けるか(同じものである保証はまったくない)。

 

スクロールホイールからゴムがなくなり、ステンレス製になったのは高級感がありますね。今のMX-620を見るまでもなく、長年使っていると真っ先にゴム部分はへたってくるので。

親指があたる箇所もラバーではなくて、プラスチックっぽい不思議な素材で構成されています。しばらく使い込んでみないと分かりませんが、削れていくことはなさそうです?

 

あと、MX Master3を使ってみて、MX-620は乾電池2本で稼働なので、結構重かったんだな(腕に負担が掛かっていた)、ということにいまさら気付かせられました。ある程度の重さがあった方が、精密な動作には向いていると思うのですが、重すぎるのも考え物。重すぎず、軽すぎず、悪くないと思います。

 

職場用に、MX Master3を買うかどうかは微妙なところ。ロジクールのソフトをそもそもインストール出来ないだろうし、そうなると、十全に機能を発揮できない。

 

東プレ23U(墨)

白は既に2台持っているので(自宅用1、職場用1)、あえて、墨を(ノートPC用に)買ってみました。やはり、墨は印字が見にくいですね。もっとも、テンキーということもあり、キー数が少なく、ほぼ配置は手が覚えているので、いちいち確かめて打つようなことはないのですが、視認性という点では、明らかに劣ります。黒系のキーボードを使っていて、色を揃えたいとか、そういうニーズもあるんでしょう。個人的には黒はカッコいいのですが、いかんせん細めな掃除をしないと埃が目立つので、最近では一周廻ってアイボリーの方が好みです。R3のようなスーパーホワイトはちょっとねえ、武骨でいかにも事務チックなアイボリーでええやんと思うのですが、時代はスーパーホワイトみたいです、悲しいなぁ。あと、23Uはなぜか知りませんが、現在ほとんどネット上で新品で買う手段がなく、在庫切れ?もしくは、生産停止中みたいです、廃盤になったというソースは見つけることが出来なかったし、東プレの製品ページも健在なので、一時的に流通在庫がはけちゃった状態なのかな、と思っているのですが。そんなわけで今回はやむなく、メルカリでそこそこ状態がよさそうなものを予備機がてら、8千円で買いました。東プレさんにおかれてはさっさと増産して欲しいと思います。

あと、最近知りましたが、絵描きさんの間で、左手用デバイスとして、安価なワイヤレステンキーを買って適当なショートカットキーを割り当ててカスタマイズして使うのが流行りのようです(下のやつなんかは初めからそれ用のシールまで同棚している至れり尽くせりっぷり)。2千円そこそこみたいなので、ノートパソコンしか持っていないユーザーさんとか、テンキーレスのキーボードユーザーはそういうのを1つ持っていてもいいかもしれませんね。東プレのテンキーは、せいぜいがDPスイッチの切り替えくらいのものですが(あとはお馴染みのNumLockキーによる制御)、経理用というか数字を入力することに特化しているので、融通が利かないのですが、後継機が出たら将来的にそういう機能が付加されたら良いと思いました。