レヴォファイナル

最後のレヴォです。いきなり寝坊して、池袋に着いたのは8時頃だったでしょうか。かなり出遅れた感じです。考えてみれば、この冬はいろいろあったんで、こうしたイベントには行くのは冬コミ以来でしょうかって、書いてて、雛見沢綿流し祭に行ったことを思い出しましたが、あれは結局何も買えなかったし、皆と行くのは久しぶりなのでそういうことにしておいて下さい。

初動は、赤の間。依頼物をこなして、ぶらっくしゃど〜studio z.mへ。さくっと新刊をゲットした後、真打ち、CUT A DASH!!へ。さくさくと列は進むも、いかんせん人が多過ぎて、待つこと1時間と20分ほどで、無事購入。あとは、スタジオRGの郷野さんにスケブを描いてもらったりとか。

我道が壊れてて?見境なく買い捲っているのを尻目に、なんだかんだで、閉会時間近くになったので、黄色の間の本部へ。米澤代表とか準備会の花輪があったりして、終わりだなぁという雰囲気を醸し出していて、いやはや。最後は、レヴォスタッフによる挨拶とカウントダウンで締めて、そのときを迎えました。レヴォはタイトなイベントで正直きついイベントでしたが、お世話になったなぁという思いを新たにしました。

事後、ワールドインポートマートにて遅い昼食を摂り、アニメイト、虎の穴コンボにて。虎で見なくてもいいものを見てしまって、bolze.のO,MY SADNESS #1」「O,MY SADNESS #2」「O,MY SADNESS #3」「O,MY SADNES #4」「O,MY HAPPINESS?」「O,MY SADNESS #5」を。#5は持っているので、それ以外を一通り買う羽目に。って言うか、こんなの*1を一気読みしたら頭がおかしくなります(誉め言葉です)。
東急ハンズにて、文房具でも見たいなぁーと思ったんだけど、疲れていたし大荷物で歩くのも正直どうかと思ったんで、おとなしく帰宅しました。

折角なので、今回買ったサークルなんかを晒してみようかと思います。

fr-君に買いに行って貰いました。後から黄色行ったら完売してたし。内容は、妹オーディションを受けての本ということで瞳子&可南子本。自分的には巻末のにゃんこ由乃(笑)が印象に残りました。

スクラン本です。珍しくエロです。それはそうとペーパーによると、次回作はあの名作(迷作)『純白聖徒志摩子さん』の続編らしい!?期待大です。

尖がった作家さんです。普通の漫画は描かない人です。これもfr-君に買ってきて貰った本というか、同志が少ないんだよなぁ。今回のお題はタイトルからも分かるようにマリみて本なのですが、白薔薇様と栞の馴れ初めが実はぬるぽ、ガッという衝撃の事実が!明かされて云々という内容です。
ファウストvol.5の表紙イラストを担当したという情報をキャッチしました。一ファンとしては認知度が高まるといいなぁと思います。私はもちろん買うことにしますです。

  • 小柄製本『魂のこっけい侍』『アナザーフェイト』

小柄製本さんと言えば、琴音の超能力倶楽部です。久しぶりに買ったような気がしますが、こんなにたくさん出されいたとは気がつきませんでした。ストーリー漫画をきっちり描かれる作家さんなので、読み応えがありますので、密かなお気に入りサークルさんです。

今回購入したのは、直接にはレヴォ新刊ではないです。戯言合同誌の出来がなかなかに良かったのですが、西尾維新は読んでいないので購入は控え、猫又秋葉に惹かれて既刊の『CAT NIGHT PLEASURE』を購入。

  • ピヨったら速攻同盟(相羽郁也)『ROX』

ネタが分からないので微妙…。ラグナロクネタは苦手です。

あかやまやさんは、ひぐらしオフセ本です。直前の、サンクリ雛見沢村綿流祭り1で立て続けにコピー誌を出されていたので、その再録かと思いきやそうではないそうです*2。いつか再録してくれることを祈るばかりです。自分にとってあまりにデフォなんで、あんまり付け加えるべきことはなかったりします。

表紙が全てな本です。やはりイラストな人であると確信。

東鳩2のこのみの18禁本です。多くは語るまい。今回は、えらくTo Heart2本が目に付いたような気がします。タマ姉、このみ、いいんちょが人気を3分してた感じでしょうか。

  • 猫娘亭&あかねのね他合同本『アリスのヒミツな館』

上記サークルだけの合同誌かと思ったら性格には「三十路革命軍」というサークル名義での発行でした。いつもの面々によるアリス本です。平均的に高いクオリティーを誇り安心して読める一冊です。

不思議な作風(作画)です。ばんぶーぱいんさんは、以前からそのお名前を知ってはいましたが、買ったのは今回が初めてです。以前に雪ちゃんとかfr-君に紹介されて、そのときはスルーしていたのですが、気にはなっていたのです。で、今回とりあえず並んでいたのものを一通り購入させて頂いた次第です。
内容もさることながら、絵がまず尋常じゃない。少々、脳が壊れていないと描けない絵です。いや、これはむろん誉め言葉です。少なくともこの絵を描けるのは、ばんぶーぱいんさんだけという意味で、オリジナリティ溢れる絵です。自分は、大槻弘子さんやあかやまゆきへさんに対する評価にしても、例えるなら、みつみ美里のような売れ線*3とは異なるベクトルの絵というのは、それだけで評価に値する、とさえ思っており、その意味で、ばんぶーぱいんさんの絵というのは、非常に面白い世界の切り取り方であると思えるのです。同人作家における絵というのは言うまでもなく、非常に大きな意味を占めており、作家には(世界が)どう見えているかということの客観的な表明*4である、と思います。いささか、話が脱線しましたが、表紙(『music,when you look at a star』)の絵が凄いということが言いたかったのです。

いや〜良いですね、座間さんのイラストが。というのは、半分冗談で半分本気です。ま、それはともかく、さすがな一品です。フィギュアはまだ開封しておりませんが、イラストだけでお腹一杯になりました。並ぶだけの価値はあります(もっとも、お金で解決出来るのなら、並んでいる間に別のサークルの本を発掘出来るわけですが、自分で買うことに意義を見出してみたりして)。

いやー、表紙から受ける印象とは全く違う濃い話でした(笑)。さすが、あどべんちゃらさん。

氷山あずき氏、丹下とるて氏らが執筆されておりますが、今回は丹下氏の池袋探訪記とでも言うべき魔王軍クエストがなかなかに良かったです。

  • bolze.『佐藤さんと山田君3その3 appendix』(オリジナル)、『MISCOORDINATION(暫定版)』(ルナマリア本)

今回は2本立てです。後者は、セリフなし漫画ということで実験的な印象を受けました。

*1:どろどろの女神さまエロ本です

*2:ご本人にお聞きしました

*3:みつみ美里自身は、最先端の絵描きという意味で取り上げただけで、本人がどう思っているかは存じませんが。それだけフォロワーが多いということですかね

*4:少なくとも、第3者たる読者に理解可能なカタチを取るという一点において