やりたい奴がやればいい、言いたい奴には言わせておけばいい

異動する人に餞別を贈るから、○○○○円徴収というのはまぁ良いと思うんですよ。自分は、退職でもするんじゃなければ歓送迎会だけで十分と思っていますが、まぁそこは妥協しましょう。香典もまぁ仕方ないでしょう。じゃあ、○○さんに二人目の子供が生まれたからお祝いを贈りましょう、というのはどうなんだ?
少なくとも自分は非常に違和感を覚えます。その人に世話になっているから、とかそういうことではなく、そういう極めて個人的な感情の発露から自発的に行われるものを一律に有無を言わさずというのは、如何なものかと思うわけです。僻みといえばそれまでですが、そういうことは有志でやって貰いたい。カネを出すのは簡単ですが釈然としません。思うに、会社から祝い金が出て、労働組合から祝い金が出て*1、たぶん住んでる自治体からも祝い金が出ることでしょう。それでもまだ足りませんか。そりゃまぁ出産にはそれなりの費用が掛かるでしょうし、子供一人育てるのには色々苦労もあるでしょうが。
腹が立つのは一部人間だけで勝手に買い物だけしてきて、請求書だけ付け回そうという態度が気に食わない。そういうのはポケットマネーでやってください。人を巻き込まないで下さいと切に思う訳です。極端なことを言えば、幾ら職場で毎日顔を会わせるからとは言え、休日に一度も食事したことのない人に子供が生まれようか結婚しようが知ったこっちゃありません。
そういうことは人間的付き合いがある同士でやればよろしい。仕事上の付き合いしかない人間をそこまで思いやれるほど自分は人間が出来ていないのです。

・・・ごくごく常識的に考えれば、黙ってお金を出すのが賢しい選択なのですが、協調性がない、というレッテルを貼られるの覚悟で拒否してみました。いや別に件の第2子が誕生した人に含むところはありません。じゃああれだね、そういう個人的な人生のイベント発生時に周囲がそういうことをしなくちゃいけないって言うなら、誰かが離婚したら独身貴族復帰祝いで盛大にお祝いして差し上げるんでしょうかね?少なくとも自分にとっては、どこかの誰かが結婚しようがしまいが生まれようがなんだろうが等価です。

*1:うちの会社は