グロースかバリューか、あるいはなぜ株式投資なのか

株式投資永遠のテーマの一つです。持ち家か賃貸か、みたいなもので、その目的や置かれた立場や状況次第で正解は異なってくるので、好きにすればよいぐらいのものなんですけどね。 

ぼんやりと分かってきたことは、株式の値付けというものは、裏付けとなる資産や今現在計上している収益だけではなく、遠い将来に渡ってその企業が稼ぐと期待されている利益をも織り込んでいるということです。 

今現在、全く収益を上げていないどころか赤字の企業が成長企業だともてはやされたり、PBR1倍割れみたいな万年割安株があったり。 

まぁそもそも、インデックス投資だけやって市場丸ごと買えばよいだろと言われたら話はそこで終了なので、あえて個別株をやる意義を考えるならば、自分だけは市場を出し抜ける、アルファを取れるという思い上がりからの衝動なのであります。 

毎月5万円の積み立てでも、年利6%で40年間運用すれば、元本2,400万円足らずで見事億り人達成ですが、ゆっくり金持ちになりたい人はいいとして、じゃあどうするか、という問いに対する回答であります。 

仮想通貨やらFXでも良いのでしょうが、そこまでのリスクを取る気になれず、、、というより、そこまで自分のことを過大評価していないと言いますか、そこにも細い道があるのでしょうが、どうも上手く立ち回るだけの器量があるようには思えず。 

なんだか取り留めのない話になってしまったうえ、グロースかバリューか、という問いかけに全く結論を出していませんが、私自身の現在のスタンスとしては、成長する企業に投資をしたい、ということになります。売り上げだったり、利益だったりでしょうが、とにかく良い決算を出す企業なら何でもよいです。本質的価値が絶えず向上していくならば、自ずと市場の評価も連動していくでしょう。そういう意味で、通信とかタバコとかオイルとかいわゆる高配当なだけという企業の先行きは暗いのかもしれません。

 

 

 

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