指し値オペ再び

2022/03/28月曜日、日銀は長期金利の抑え込みを目的とした指し値オペを通告し、態度を鮮明にしました。これを受けて為替は急騰。一時、1ドル125円をつけました。今は利確や様子見で、123円近辺で推移していますが、まだまだ序の口であるように思えます。仕事を終えて、帰宅するときに為替相場をチラ見して、驚愕したのをありありと思い出されます。

 

それはさておき、はや3月も終わりですが、この1か月の為替の変動幅は凄まじく、ほぼ10円の値動きとなります。世間一般よりはドル建て資産の割合が高いと思っていますが、さすがに財形で積み立てている円預金をどうしようか真剣に悩んでおります。簡単に使えない、いざというときの虎の子なのですが、何もしないだけで日々減価していっているのですから。

 

この急激な円安の影響で、気が付けば、ようやく年初来プラスに転換していました。もっとも、ドル建てでみれば、S&P500が年初来マイナスをうろうろしているのと同様に依然として、マイナスのままと思われます。

 

コロナやウクライナ情勢、コモディティ価格の急騰、インフレ懸念。世界はさまざまな問題を抱えています。安定を求めて、遷移している過程にあると言えるのではないでしょうか。何がきっかけになるのかは分かりませんが、いつまでもこの状態が続くものではないと思います。安定した秩序が形成されるまで、ピンチをチャンスと捉えて、粛々と積み立てを継続していきたいと思います。